2015.2.23 横浜ブルグ13劇場
表題:「メリー・ウィドウ」
指揮:アンドリュー・デイヴィス
作曲:レハール(Lehar・Franz)
キャスト:
ハンナ・グラヴァリ: ルネ・フレミング(S)
ダニロ男爵: ネイサン・ガン(B)
ヴェランシエンヌ:ケリー・オハラ(S)
ド・ロシヨン: アレック・シュレイダー(T)
ツェータ男爵; トーマス・アレン(B)
主役の裕福な未亡人を演jじるR・フレミングは、私が1997年パリのバスチーュオペラ劇場で「マノン」を鑑賞した際の「マノン」役が、当時無名に近いR・フレミングであった。聴いているうちにこれは大変な歌手であると思った。。(私のクラシック音楽の旅そのⅠ参照)
そして今日では、メトロポリタンオペラの女王として君臨している。
パリ以来、私は大ファンとなった。来日の彼女のオペラを観ることが、ファンとして義務と思い、2001年5月「ばらの騎士」、2002年サントリーホールで「ソプラノ・リサイタル」、2006年NHKホールで「椿姫」を鑑賞、4度の逢瀬(?)を通じ、その自然な嫌味のない素直な音声と,声量の大きさに圧倒された。
そして今回は、METライブビューイングとして、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場のライブ映画である。映画館のスピーカーは決して完璧なものかったが、フレミングの歌唱ぶりに満足した。十分の一の料金で鑑賞できるとは便利な世になったものだ。
第2幕はじめの、フレミングが唄う「ヴィリアの歌」のアリアの美しさは、凄いと感じた。
演技も流石である。
演出・振付のスーザン・ストローマン(トニー賞)による見応え充分なカンカン踊りの豪華なこと、オペラファンならずとも、楽しい映画であろうと思われた。。
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