2015年2月22日日曜日

大スクリーンで(映画)で「R・フレミング」を聴く

2015.2.23  横浜ブルグ13劇場      

表題:「メリー・ウィドウ

指揮アンドリュー・デイヴィス

作曲:レハール(Lehar・Franz)

キャスト

 ハンナ・グラヴァリ: ルネ・フレミング(S)

 ダニロ男爵: ネイサン・ガン(B)

 ヴェランシエンヌ:ケリー・オハラ(S)

 ド・ロシヨン: アレック・シュレイダー(T)

 ツェータ男爵; トーマス・アレン(B)

主役の裕福な未亡人を演jじるR・フレミングは、私が1997年パリのバスチーュオペラ劇場で「マノン」を鑑賞した際の「マノン」役が、当時無名に近いR・フレミングであった。聴いているうちにこれは大変な歌手であると思った。。(私のクラシック音楽の旅そのⅠ参照
そして今日では、メトロポリタンオペラの女王として君臨している。

パリ以来、私は大ファンとなった。来日の彼女のオペラを観ることが、ファンとして義務と思い、2001年5月「ばらの騎士」、2002年サントリーホールで「ソプラノ・リサイタル」、2006年NHKホールで「椿姫」を鑑賞、4度の逢瀬(?)を通じ、その自然な嫌味のない素直な音声と,声量の大きさに圧倒された。

そして今回は、METライブビューイングとして、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場のライブ映画である。映画館のスピーカーは決して完璧なものかったが、フレミングの歌唱ぶりに満足した。十分の一の料金で鑑賞できるとは便利な世になったものだ。

第2幕はじめの、フレミングが唄う「ヴィリアの歌」のアリアの美しさは、凄いと感じた。
演技も流石である。

演出・振付のスーザン・ストローマン(トニー賞)による見応え充分なカンカン踊りの豪華なこと、オペラファンならずとも、楽しい映画であろうと思われた。。




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