2015年1月17日土曜日

オットマール・スウィトナーのディスコと音楽

ETERNA-ET3040盤
「私のクラシック音楽の旅」(頁5)の中で、学生時代にN蠁の定期演奏会でスウィトナーの指揮に聴き惚れたと記したが、あとで調べたらスウィトナーのN蠁指揮は、1971年からの数年間のことと解った。

青年時代の思い出としては10年ほどずれた記憶であった。それにしても、スウィトナー以前の指揮者名が思い出せない。おそらく、私は不器用なまでに誠実な彼の音楽に聴き入り感銘を受け、その他の指揮者を忘れたのだろうと思う。
彼は1922年インスブルグに生まれ、モーツァルテウム音楽院で学んだピアニストだった。

指揮者としての彼は、古典的造詣と的確・軽快にして優雅なリズムが、瑞々しい魅力を奏でる。勿論モーツァルトが中心である。

彼のモーツァルトの名演奏は、シュタ―ツカぺレ・ドレスデンを指揮したものだが、曲は「28番、41番」、「28番、33番」「35番、36番、38番」「歌劇:魔笛」「32番、33番、34番」「29番、アイネクライネ,ノット―ルナ」「39番、40番」が夫々LP盤で手元にある。
又N蠁を指揮した「36番、38番」(DENONLP録音)もいい。私の青春時代の思い出と重なり合って、彼のディスコと音楽は私の宝物である。



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