12月となった。LPレコードを整理していたら
1987年ロンドンHMVで8.69英ドルで購入した真新しい盤が出て来た。
演題
モーツァルト:バイオリンとビオラのための合奏協奏曲KV.364とKV.190
指揮:ズ―ビン・メータ
演奏:イスラエルフィルハーモニー交響楽団
ヴィオリン:パールマン
ビオラ:ズッカーマン
因みに私のバイブル書である「アンリー・ゲオンのモーツァルトとの散歩」を読む。驚いた。
ゲオンは、この曲以上に広大で魅力的な曲は決して見当たらないと絶賛しているではないか!
早速針を落として聴く。見事な演奏に驚く。そして人間が生んだ作品とは思えないような旋律に酔いしれる。演奏会では聴いた事のない曲だし、初体験の陶酔が訪れた。メータの指揮には硬さが無く、パールマンの弦には艶がある。予期せざる宝を見つけた心境だ。
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