2015年1月17日土曜日

ポール・マッカートニー東京公演

2013・11・19     東京ドーム   19~22時



ポール・マッカートニー
曲目
1.Eight  Days  A  Week (ビートルズ)
2.  Save  Us  (new)
3.  All  my  loving  (ビートルズ)
4.  Listen  to  what  the  said (ビートルズ)
5.  Let  me  roll  it (ビートルズ)
6.  Paperback  writer(ビートルズ)
7.   my  valentine
8.   Nineteen  hundred  five and eighty  five
9.   The  long  and  winding  road(ビートルズ)
10.  May  be  I'm  amazed
11.  I've  just  seen  a  face (ビートルズ)
12.  We  can  work  it  out (ビートルズ)
13.  Another  day
14.  And  I  love  her (ビートルズ)
15.  Blackbird (ビートルズ)
16.  Here  today (ジョン・レノンの死を悼む)
17.  New
18.  Queenie  eye (NEW)
19.  Lady  Madonna (ビートルズ)
20.  All  together  now (ビートルズ)
21.  Lovely  Rita (ビートルズ)
22.  Everybody  out  there (NEW)
23.  Eleanor  Rigby (ビートルズ)
24.  Being  for  the  Benefit  of  Mr.  kite! (ビートルズ)
25.  something (ジョウジ・ハリソンをカバー)
26.  ob-la-di,  ob-la-da (ビートルズ)
27.  Bank  on the  run
28.   Back  in  the  U.S.S.R (ビートルズ)
29.  Let  it  be (ビートルズ)
30.  Live  and  let  die (007の主題歌)
31.  Hey  Jude (ビートルズ)

ENCORE   「もっと聞きたいか!」・・・ マッカートニーは日本語で叫んだ。

1.Day Tripper(ビートルズ)
2.  Hi  Hi  Hi
3.  Get  back (ビートルズ)

ENCORE(もっと聞きたい!日本語で!)

1.  Yesterday (ビートルズ)
2.  Helter  skelter (ビートルズ)
3.  Golden  slumbers~Carry  that  weight~THE  END (ビートルズ)


息子と 孫に支えられて東京ドームの階段を登った。

クラシックのコンサートと全く異なった雰囲気の中で、かってビートルズの中核メンバーであり、今は71歳のポール・マッカートニーは三時間の長時間を休憩なしで 絶叫し唄い続けた。 
照明と大音響は、目と耳を破壊するようにも思えた。射る様な照明の変化、耳を引き裂く高音、腹の底に響きわたるドラム音、時に耳を手でふさいでみたが、音は柔らかくならなかった。

決して不快だから耳をふさいだのではない、その証拠には、リズムの心地よさに、手拍子をとり、身体をゆすり、身を乗り出して聞き惚れたのである。四万人の観衆が心を一つにして同じ動作をする! ドームコンサートならではの光景に圧倒された。、終了し舞台を去るポールの後ろ姿を見ながら、感激し気が付いたら孫とハグしていた。

古くからのバックバンドを率い、キーも一切変えない。高音部の音程に声がかすれた場面はあったが、ビートルズが現在にも通じる現役の音楽であることを証明した。そしてポールが真の音楽家である事を、又音楽の持つ魅力を感じさせた驚嘆の三時間であった。

私は、ビートルズを日頃は自宅でLP盤で聴いている。1996年版「THE BEATLES
ANTHOLOGY]のLPだ。今日のドーム・コンサート形式は初体験であった。                                                                                                                                 

指揮者レナード・バーンスタインは、ポール・マッカートニーを「彼は二十世紀のシューベルトである」と評した。偶々TVで、あらゆるジャンルで活躍中の作曲家の池辺晋一郎氏が、ビートルズファンであり、彼はポールとジョン・レノンを現代のモーツァルトだと話しているではないか!。

特にポピュラー音楽とクラシック音楽の橋渡しが感じられるのは「Yesterday]である。私の好きなこの yesterday の曲で、ビートルズを追悼したい。


YESTERDAY  ALL  MY  TROUBLES  SO  FAR  WAY
NOW  IT  LOOKS  AS  THOUGH  THEY'RE  HERE  TO  STAY
OH  I  BELIEVE  IN  YESTERDAY

昨日 僕の苦しみは すべて遠くにあるように思えた。
今は 苦しみがどうやら ここに 居座っているように見える。
本当に良かったと思う昨日に 想いを馳せる。

SUDDENLY   I'M  NOT  HALF  THE  MAN  I  USED  TO  BE
THER'S  A  SHADOW  HANGING   OVER  ME
OH  YESTERDAY  CAME  SUDDENLY

突然 僕は昔の僕でなくなった。
僕の上に 影が重くのしかかっている。
突然 昨日と違うことが起きたから。

WHY  SHE  HAD  TO  GO
I   DON'T  KNOW  SHE  WOULDN'T  SAY
I  SAID  SOMETHING  WRONG
NOW  I  LONG  FOR  YESTERDAY

何故 あの人は 行かなくてはならなかったのか
わからない  どうしても言ってくれなかった。
僕は何かまずい事を 口走ったのだ。
今は 昨日に戻れたらと 願うだけ。

YESTERDAY  LOVE  WAS  SUCH  AN  EASY  GAME  TO  PLAY
NOW  I  NEED  A  PLACE  TO  HIDE  AWAY
OH  I  BELIEVE  IN  YESTERDAY

 恋は簡単なゲームだったろうか。
今は 隠れ去る場所がほしい。
私は 昨日の恋は本当によかったと信じている。
 

この曲の作曲は、凶弾で倒れたジョン・レノンとポールの共作だ。ジョンの妻小野ヨーコは、日本人で、我々と同年齢だが、今も世界平和を願い諸運動に加わり、恋人であり、夫であったジョンの遺志をついで、活躍している。我々の時代も多彩な人間を生んでいると、帰路考えながら感慨に耽った.また私の青春時代はフォークソングの走りで、フォーク・クルセダ-スが好きだったが、北山修と加藤和彦の関係と、ポールとジョンの関係が酷似しているナなどと思いながら、彼らのヒットソング<帰ってきた酔っ払い>を口ずさんでいた。

  

 













  




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