2015.10.15 Suntory Hall
指揮: パ~ヴォ・ヤルヴィ
チェロ; トルルス・モルク
ヴィオラ; 佐々木亮
演題
R。シュトラウス; 交響詩「ドン・キホーテ」
op.35
R.・シュトラウス; 交響詩「テイル・オイレンシュピーゲル 愉快ないたずら」
op.28
R・シュトラウス 歌劇「ばらの騎士」組曲
今年2月18日、同じN響定期演奏会で、R。シュトラウスの
「ドン・ファン」と「英雄の生涯」を聴いた(そのⅢ50頁)。
この人はよほどR.Straussが好きなのだろう。。
参考として、近年のヤルヴィ評を記す。
・平野昭氏・・・(2月演奏について;毎日新聞)マーラーの一番「巨人」でN響は完全に豹変したのだ。強弱法と緩急法に生きた意味を与えて音楽に豊かな表情をもたらした。
・山之内英明・・・(週刊オン・ステージ新聞)R・シュトラウスに焦点を当てた「英雄の生涯」「ドン・ファン」は、各パートのが楽器が遅滞なく鳴り、団員同士も普段以上におたがいの音を聴き合って、N響の芳醇を引き出した。
今日のR・Straussの3曲は正に常任首席指揮者就任(3年契約)を飾るに最も相応しい演題であったのだ。
彼の指揮は、天上から雷が落ち、,閃光が指揮棒に感電し、震え、管弦が場内を満たす。筋肉質豊かな体躯が踊る。見事なものだ。団員の目を見ながら指示して通常の指揮者とは一段上の指揮だと私も思った。
ヴィオラの佐々木亮は素晴らしい音色で感銘を受けた。良い音楽会であった。
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