2013.10.1 ヤマハ銀座スタジオ
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| ギラ・ジルカ |
イスラエルと日本
出演・・・ギラ・ジルカ
ギラ・ジルカは神戸生まれ。父はイスラエル人、母は日本人だ。関西弁を操り、英語でも話す。
現在3枚のCDを発売している。
私は彼女の中に音楽の持つ力を感じた。音楽は言語を超越して人の心を揺さぶる。
ギラ・ジルカの最近作で作詞・作曲した
「WHEN THE PARTY IS OVER]を聴いた。
ジャズバンドを背に、彼女は曲の心を説明する。

「パーティが終わり、帰ろうとする私の家は、あなたの心の中にある。
あなたのキスが私を溶かすが、あなたは何処にいるのだろう。
私は沈黙の中で目を閉じる。
私の手をとり、私の家へ連れて行ってよと。」
People can think that I 'm a party My home is where your heart is
The glitters,the spotlight,they adore me Will you be there when the party's over
But when that last spot light goes one kiss one kiss can melt away
And I'm standing there in the dark this emptiness inside me
will you be there to guide me home
彼女は哀愁にみちた目で,唄う。そこには日本もイスラエルもない。唯ひとりの人間、女が佇む。
演奏を終え、深ぶかとお辞儀をしたジルカには、イスラエルとか日本とかの区分は何の意義を持たない事だったに違いない。聴衆である私も同様であった。

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